遺言とは
遺言、遺言書、遺言状など、呼び方は様々ありますが、
自分が亡くなった後に残された人たちへの意思表示といえます。
遺言でできる意思表示は、大きく分けると3つです。
①財産に関すること
ほとんどの遺言がこれに当たるのではないでしょうか。
相続人の誰にどれだけ遺産を相続させるか、
あるいは「内縁の妻」など相続人以外にも財産を残したい場合など、
あらかじめ指定しておかないと争いの原因になりかねません。
②身分に関すること
遺言による認知
未成年後見人の指定
後見監督人の指定
遺言による相続人の廃除
遺言執行者の指定
③祭祀の承継のこと
お墓、お仏壇など先祖を祭るために用いられる財産などです。
通常は一人だけが受け継ぐので、遺言で指定できます。